竹墨画廊

竹ペンと墨汁のみで描く自作の絵を公開していきます!

竹と墨で描く絵画 樋口一葉の井戸とたけくらべ美登利

樋口一葉が住んだ旧居跡に使った井戸

樋口一葉
(明治5年3月25日誕生~明治29年11月23日没)

東京生まれ 戸籍名は奈津 本人は夏子
樋口家の次女

14歳の8月遠田澄庵の紹介により歌人中島歌子の門に入る
以後紆余曲折があり
18歳から21歳まで母、妹と本郷菊坂で過ごす
堀切井戸は当時使った井戸

所在地 東京都文京区本郷5-9-4

余談

小説作家として身を立てんと欲し知人の紹介で
半井挑水を訪問 小説の指導を受ける
翌年半井氏と絶交

22歳に龍泉寺町(大音寺前)に居を移し
荒物、駄菓子等の店を開くがうまくいかず

同年本郷丸山福山町に移居
一葉作風大いに進展
24歳春『たけくらべ』文芸倶楽部に現れ文壇に轟く

(参考文献 新選 名著復刻版 近代文学館)

 

たけくらべ 美登利と作り花の水仙

参考資料 新選 名著復刻版 近代文学館 
(昭和48年 初版大正7年
口絵 鏑木清方画 参考模写

美登利と作り花の水仙
最終章 
格子門の外から差し入れた作り花の水仙
誰が何の為
奥深い解釈が多数あり